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医療豆知識
 
男性のストレス病と漢方薬
原因不明のからだの不調が続いたら「ストレス病」を疑いましょう。休養を取ってストレスの元から距離を置くようにする事が大切ですが、本人が思う以上にストレス病が進行している事もあるので、専門家(精神科や心療内科の医師・カウンセラーなど)に相談する事が一番安心できる方法となります。

治療が必要となったら、薬(抗不安薬、抗うつ薬、睡眠薬など)で症状を軽くし、それから自律訓練法や行動療法などでセルフコントロールの訓練をします。セルフコントロールは「ストレスに対する抵抗力」を身につける手段ですが、セルフコントロールがうまくできるようになったら薬を減らしたり中止するようにします。薬を中止する事に不安を感じる人も多いのですが、そういう場合には漢方薬を使うと効果的です。漢方薬は副作用も少なく、長期に使っても依存性の心配がないので、西洋薬の減量や中止には頼もしい存在になります。

ストレス病に使われる漢方薬には柴朴湯(サイボクトウ)、桂枝加竜骨牡蛎湯(ケイシカリュウコツボレイトウ)、柴胡加竜骨牡蛎湯(サイコカリュウコツボレイトウ)、加味帰脾湯(カミキヒトウ)、黄連解毒湯(オウレンゲドクトウ)など多くの種類があり、「不安」「イライラ」「不眠」「疲労感」などの症状や体質に合わせてどれを使うかが変わってきます。心療内科などでも積極的に漢方薬を使う医師が増えているので、一度相談してみるといいでしょう。

黄色い蛍光ペンでラインが引いてある漢方薬が、ふなびきクリニックで取り扱いのある漢方薬です。
 
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