水痘(水疱瘡)ワクチンとは |
水痘(水疱瘡)ワクチンは、水痘(水疱瘡:みずぼうそう)を防ぎます。1歳から接種でき、1〜2歳で合計2回接種します。(標準的には6〜12ヶ月あけて2回目を接種します。)
水痘(水疱瘡)は水痘帯状疱疹ウイルスによる感染症で、主症状は発疹と発熱です。発疹は、一般的に「皮膚表面の赤み」→「水疱」→「膿疱」→「かさぶた」と移行していきます。空気感染や飛沫感染、接触感染により広がりますので、学校保健安全法により全ての発疹がかさぶたになるまで出席停止となります。
一度感染すると生涯にわたり体内(脊髄後根神経節)に潜伏感染し、免疫の低下や高齢により帯状疱疹を発症することがあります。自然感染させて自然に免疫をつける方もいますが、ワクチンを接種していると自然感染よりも軽く済み、水疱の跡も残りにくくなります。 |
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