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医療豆知識
 
骨粗しょう症の予防
骨粗しょう症の治療には、食事療法・運動療法・薬物療法があります。骨を強くし、転倒を予防するためにバランスの良い栄養接種と運動が欠かせません。また、骨折リスクを低下させる様々な薬もありますので、治療を早期に開始し、しっかりと継続することが大切です。

1.骨粗しょう症を予防する食事
骨の成分は主にたんぱく質とカルシウムです。骨を健康にする栄養素を十分に摂取しながら、バランスのよい食事を心がけましょう。また、痩せすぎは骨粗しょう症の原因となりますので、適正な体重を維持することも食事療法の大事なポイントです。

「骨を健康にする栄養素」
・たんぱく質 … 骨を作る材料です。肉や魚、乳製品、大豆などに多く含まれます。
・カルシウム … 骨を作る材料です。乳製品や骨ごと食べる魚、葉物などに多く含まれます。一度に摂取するより、毎日欠かさず摂取することが大事です。
・ビタミンD … カルシウムの吸収を助けます。魚や干し椎茸に多く含まれます。また、日光に当たると体内でも合成されますので、日光浴も効果的です。
・ビタミンK … 骨へのカルシウム沈着に必要なたんぱく質の成熟を促します。

2.骨粗しょう症を予防する運動
適度に負荷のかかる運動は、骨を強くすることがわかっています。ただし、運動能力には個人差がありますので、やりすぎはよくありません。普段の運動より少しだけ負荷のかかる運動が効果的です。例えば、あまり動けない方はウォーキングやストレッチ体操など、自由に動ける方は早足のウォーキングや背中の筋肉を鍛えるのもいいでしょう。 室内で出来る運動では、以下のような運動もオススメです。

「開眼片足立ち」
つかまるものがある場所で、床につかない程度に片足を上げる。目安は左右各1分間を1日3回です。

「スクワット」
1日に5〜10回×3セット行なうことを目標にします。1回の動作を10〜12秒かけてゆっくり行います。
 
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