愛知県犬山市の病院 ふなびきクリニック
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医療豆知識
 
腎臓病の人が腎臓の働きを少しでも長持ちさせるポイント
腎臓の病気になっても、腎臓の負担をできるだけ軽くして腎臓の働きを保つようにすることで、ある程度病期の進行を遅らせることができます。

腎臓の働きを保つためには「生活改善」「食事療法」「薬物療法」の3つがポイントとなります。これらは継続して行う必要があるので、自己管理がとても大切です。ただし、自分で管理するということは、自分なりに取り組めるということでもあります。ご家族などまわりの人の協力を得ながら、自分の生活スタイルにうまく取り込んでいきましょう。

「生活改善」
過労やストレスによって病気の進行を早めることがあるので、安静に過ごすことが必要です。安静と言っても無理のない程度のデスクワークや家事であれば問題のないことが多く、症状によっては軽いジョギングやテニス、ゴルフ、散歩などの適度な運動も可能です。(翌日に疲れを持ち越さない程度の生活や運動がひとつの目安となります。)

「食事療法」
食事療法では、十分なエネルギーを摂るとともに、タンパク質と塩分を控えることが大切です。エネルギーが不足するとタンパク質が代わりに壊されて筋肉量が減ってしまいますし、タンパク質を摂りすぎると腎臓に負担がかかってしまいますので、タンパク質を制限して働きの低下した腎臓への負担を減らすようにします。塩分も摂りすぎると体に水分が溜まり、血圧が上昇したり体にむくみがあらわれます。高血圧は腎不全を進行させますので注意が必要です。

「薬物療法」
薬物療法では、病気を悪化させるいくつかの因子を抑える薬と、貧血などの病気の悪化によって起こる合併症を改善するための薬などを用います。腎不全の程度や原因の種類、合併症の有無などによって使用される薬の種類は異なりますので、詳しくは医師に相談するようにしましょう。
 
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